・幸手市民まつりに参画しました!
令和6年10月27日開催の「第29回幸手市民まつり」に今年も実行委員会の企画運営委員長として携わることとなりました。
愛する地域を盛り上げたい。過去には商店街や幸手駅前と場所を移しながら幸手市民まつりには10数年以上、参画し続けています。
今年で3回目となる県営権現堂2号公園での開催は自分が参画した中では最もスケール感の大きいイベントとなりました。私が部長を務める幸手市商工会青年部では18m×18mの巨大迷路を建て、約750人以上の方に挑戦していただきました。
青年部としても初の試み。設営には多くの部員・仲間の手を借りて約140本の基礎杭をハンマーで打ち込み巨大迷路を作製。当日の運営には桜高校の学生ボランティアも加わって運営いたしました。運営終了後に取り壊すのが惜しくなるくらいの大作。そして多くの方から反響を頂戴しました。青年部員の皆様、お疲れ様でした!
・幸手市議会常任委員会 行政視察
7月に行政視察に行って参りました。幸手市議会常任委員会にて三重県桑名市へ。桑名市は人口14万人弱の街になります。
まず桑名市役所を訪問し「AI活用型オンデマンドバス」内容を教えて頂きました。路線バス網の薄い地域を中心に走るバスは、スマートフォンアプリのほか、高齢者の方も良く使うLINEを活用して予約を取ることができます。またAIによる配車やルート検索も備えたシステム運行も可能です。更に桑名市は持続可能な交通サービスを目指し、自動運転の取組みも開始しています。
続いて多世代共生施設・桑名福祉ヴィレッジに伺いました。新しい福祉のかたちを目指し、養護老人ホームのほか、母子生活支援施設・保育所・児童発達支援センターなどが、広大な公園を備えた同一敷地内に建っています。運営している社会福祉協議会の職員が300名もいるとのことで、その人員の多さに驚かされました。行政規模は異なりますが、学ぶべきことが多くある行政視察でした。
・令和6年9月と12月、各議会定例会の内容
第3回幸手市議会定例会を9月2日~9月30日(9月議会)
第4回は11月29日~12月20日(12月議会)それぞれ行われました。
・9月議会では主に令和5年度の決算について取り扱います。質問のほとんどが令和5年度一般会計決算に集中し、お金の使い道について問い質しました。決算となると、全て既に使ったお金になります。使ったお金は戻ってこないとの意見もありますが、決算書と成果簿をしっかりと付け合わせて効果があったのかどうか精査し、次年度に生かさなければなりません。全てはより良い未来、幸手市のために。
・12月議会は住民票や印鑑証明書などの発行手数料のほか、公民館やアスカル幸手などの施設使用料を値上げする議案が大半を占めました。物価高騰が続く中で、手数料や使用料の値上げはある程度理解できるものの、唐突かつ一斉の値上げには納得できない部分もあります。
特に施設の使用料に関しては市内の団体を中心に利用しており、その多くは非営利団体のため決して潤沢な資金がある訳ではありません。私は現状での施設使用料の値上げは「利用控え」を起こし、市内コミュニティの交流を停滞させてしまう危険性がある観点感からも反対を投じました。値上げという重要な問題・・・幸手市には市民に対して事前の丁寧な説明と対話を求めます。
・9月議会の一般質問
9月議会にて私の一般質問は下記の2点になります。
①幸手市の防犯対策につて
以前より、防犯対策の一環として防犯カメラの有効性を訴えてきました。高額なインターネット経由の防犯カメラだけでなく電源のみで稼働する録画付きカメラを増やすことで、犯罪抑止力が高まり、事件捜査の手助けになります。特に公園は子どもたちが集う場所である一方、危険も伴います。公園は電源の確保が容易な環境ですので防犯カメラを積極的に設置すべきです。今回は主に「予算の問題」として賛同はいただけなかったですが、安心・安全なまちづくりを目指し、今後も防犯対策の推進を訴えて参ります。
②管理不全の空地対策について
幸手市は「幸手市空家等対策計画」策定のため、空家の実態調査を行っていました。
今後、空家だけではなく空地も有効活用していかなければなりません。特に管理不全となっている空地は草が繁茂し、夏場は虫が発生する温床となり、冬場は枯草等による火災の危険性が高まっています。周辺住民の安心安全はもちろんですが、将来を見据えたまちづくりのため、空家のみならず空地についても考えていく必要であると考え、本質問をいたしました。
本年6月に国土交通省は「土地基本方針」の変更を行っております。その中で改正空家法と一体的に空地対策を推進していくことと記されています。令和7年度に「幸手市空家等対策計画」を練るに当たり、空地への対策を取り残さず、明るい豊かなまちづくりのために、有用な計画を作り上げていただければと願っています。
・12月議会の一般質問
12月議会にて私の一般質問は下記の2点になります。
①凶悪化する「闇バイト」について
頻発する凶悪事件に関与するいわゆる「闇バイト」について気になる報道がされています。関東地方に住む中学生・高校生が「闇バイト」に応募し、強盗目的のため遠い山口県光市に集まり、強盗予備容疑で逮捕されたというものです。
闇バイトの怖いところは「いつの間にか加害者になっている」ことです。割の良いアルバイトかと思っていたら犯罪の共犯者となり、引き返せない状態になってしまう。もしかしたら自分の子どもが加害者になる可能性がある・・・そうならないために学校での啓発活動を教育長にお願いし、実施していただけるとのご回答をいただけました。
②適切なまちづくり・都市計画について
本年3月議会にて「幸手市東地区の小中学校統廃合及び住宅事情」と題し、まちづくりについて一般質問いたしました。その中で適切な都市計画によるまちづくりが住宅を増やし、人を増やすことに繋がることをお話しいたしました。今回は田園地域に広がる都市計画法第34条第11号区域の取り扱いについて伺いました。11号区域は300㎡(約90坪)を一区画として宅地開発が認められ住宅が建設されています。最低敷地面積300㎡は広く、少し下げることで宅地開発のハードルを緩和し、限られた区域を有効に使えるのでは。そう考え提案も含めて質問をいたしましたが、岩盤のように硬い都市計画法を変えることは相当に難しいと感じました。今後もまちづくりの質問・提案を続けていきます。